

- REVITの特徴は?
- REVITの料金は?
- REVITの評判・口コミは?
この記事では、上記のような質問に応える形で、REVITの特徴について紹介しています。
REVITとは?|特徴・価格は?
建築系3DCAD・BIMソフト
- 3Dモデリングだけでなく工程管理から予算管理までを同一プラットフォームで行えるBIMソフト
- 商業施設などの大規模開発現場に最適
2D図面を作成する必要がなく、ひとつの3Dモデルのみを作成すればよい
設計初期段階でシミュレーションが可能なため、プロトタイプ作成などの時間のかかる工程の削減が可能
ひとめで構造の把握が可能でイメージの共有が行いやすい
以上がBIMの特徴になります。
REVIT | |
販売会社 | AUTODESK株式会社 |
価格(月々) | ¥53,900(税込) |
価格(年額) | ¥427,900(税込) |
利用されている業界 | 建築・建設業界 土木業界 |
機能一覧 | 3DCAD機能 鉄筋の詳細設計 構造用鋼材のモデリング ダクト・配管系統モデリング 電気系統モデリング 施工モデリング 図面の作成 シミュレーション機能 |
対応OS | Windows |
推奨グラフィックカード | Shader Model 5 搭載の DirectX 11 対応グラフィックス カードおよび 4 GB以上のビデオ メモリ |
推奨CPU | Intel® i-Series、Xeon®、AMD® Ryzen、Ryzen Threadripper PRO。2.5 GHz 以上 |
推奨メモリ容量 | 32GB 以上 |
REVITと他のCADソフトの比較
REVIT | FUSION360 | AutoCAD Plus(旧AutoCAD) | Inventor | Civil 3D | |
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公式サイト | |||||
おすすめ度 | |||||
価格(月々) | ¥53,900(税込) | ¥7,700(税込) | ¥28,600(税込) | ¥46,200(税込) | ¥50,600(税込) |
価格(年額) | ¥427,900(税込) | ¥61,600(税込) | ¥231,000(税込) | ¥367,400(税込) | ¥408,100(税込) |
利用されている業界 | 建築・建設業界 土木業界 | 製造業(機械・電気・設備) インダストリアルデザイン(プロダクトデザイン) | 建築・建設業界 土木業界 製造業(機械・電気・設備) | 建築・建設業界 製造業(機械・電気・設備) インダストリアルデザイン(プロダクトデザイン) | 土木業界(インフラ・道路・鉄道・用地) |
機能一覧 | 3DCAD機能 鉄筋の詳細設計 構造用鋼材のモデリング ダクト・配管系統モデリング 電気系統モデリング 施工モデリング 図面の作成 シミュレーション機能 | 3DCAD機能 3Dモデリング レンダリング CAM機能 CAE機能 PCB機能 3Dプリンタ出力 | 2DCAD機能 3DCAD機能 3Dモデリング機能 図面の作成 地理的位置情報 各業種別のツールセット | 3DCAD機能 3Dモデリング アセンブリモデリング 図面の作成 BIM変換機能 CAE機能 PCB機能 シミュレーション機能 | 3DCAD機能 BIM機能 3Dモデリング サーフェスモデリング 橋梁設計 雨水管理 測量機能 土量計算 平面図の作成 シミュレーション機能 |
対応OS | Windows | Windows/Mac | Windows/Mac | Windows | Windows |
推奨グラフィックカード | Shader Model 5 搭載の DirectX 11 対応グラフィックス カードおよび 4 GB以上のビデオ メモリ | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1 GB 以上の専用 GPU RAM 6 GB 以上の内蔵グラフィックス | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 11 対応) | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) |
推奨CPU | Intel® i-Series、Xeon®、AMD® Ryzen、Ryzen Threadripper PRO。2.5 GHz 以上 | x86 ベースの 64 ビット プロセッサ(Intel Core i、AMD Ryzen シリーズなど)、4 コア、1.7 GHz 以上 | 3 GHz 以上のプロセッサ | 3.0 GHz 以上、4 コア以上 | 3 GHz 以上のプロセッサ |
推奨メモリ容量 | 32GB 以上 | 4GB 以上 | 16GB以上 | 32GB 以上 | 16GB 以上 |
販売会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 |
REVITは、建設業界向けBIMソフトウェアです。他の3DCAD・BIMと比較すると、CIVIL3Dは土木インフラ開発、INVENTORは製造業向け製品設計、そしてREVITは商業施設などの大規模建築物の設計などで多く利用されているといえます。
REVITが選ばれる理由
BIM:建設業界に普及が広まっている段階である次世代CADソフト
REVITは、いままさに建設業界で導入が進んでいる次世代CADソフトであるBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)ソフトウェアです。上述しているように、BIMには以下のような特徴があり、建設業界において大幅な工程改善や予算削減につなげることができます。
2D図面を作成する必要がなく、ひとつの3Dモデルのみを作成すればよい
設計初期段階でシミュレーションが可能なため、プロトタイプ作成などの時間のかかる工程の削減が可能
ひとめで構造の把握が可能でイメージの共有が行いやすい
大規模開発現場において一元管理ができる
REVITが選ばれる大きな理由として、大規模開発に適しているという点が挙げられます。REVITは、建築、エンジニアリング、施工の全分野の作業を一元化されたモデリング環境で行える BIM ソフトウェアで、またプロジェクトのスケジュール管理もソフトウェア上で行えるといった特徴があります。
REVITの動作環境
REVITの推奨動作環境は以下の表を参考にしてください。
REVIT 動作環境 | |
オペレーティング システム | 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10 |
プロセッサ | Intel® i-Series、Xeon®、AMD® Ryzen、Ryzen Threadripper PRO。2.5 GHz 以上 |
メモリ | 32 GB の RAM |
画面解像度 | 最小: 1920 x 1200、True Color 対応 最大: 4K UHD モニタが必要) |
ディスプレイ カード | Shader Model 5 搭載の DirectX 11 対応グラフィックス カードおよび 4 GB以上のビデオ メモリ |
ディスク空き容量 | 30 GB のディスク空き容量 |
ポインティング デバイス | マイクロソフト社製マウスまたは互換製品 |
.NET Framework | .NET Framework バージョン 4.8 以降 |
BIMソフトウェアで施工を最適化する様々な機能が使える反面、CPUやグラフィックカードについては個人で利用するには非常に高価なスペックが必要になります。具体的にどのようなスペックが必要なのかは以下の記事で詳しく解説しているのでそちらを参考にしてください。
REVITの評判・口コミ
クラウドソーシングを利用して、CIVIL3Dの利用者に対してアンケートを実施すると以下のような意見がありました。
- 50代男性 ゼネコン勤務
2021年8月 - ひとつのソフトで設計から工程管理まで対応できるようになった
REVITを導入したのは2年前です。AUTOCADからの変更で最初は操作に慣れるのに苦労しましたが、チームメンバー全体が操作に慣れてくると、図面だけでなく予算や工程までをソフト上で共有できるようになり、大幅に業務効率が改善しました。
- 20代女性 学生
2021年7月 - 個人利用をするにはコストが大きい
私は土木系の学部に在籍しており現在授業でREVITのアカデミック版を利用していますが、学生ではない個人が勉強しようとするには非常に高価なソフトだと思います。
REVITをお得に安く利用する方法
CADソフトは、エクセルやワードのような一般的なPC向けソフトウェアと比べると比較的高価なものが多いです。そのため、いかにお得に利用できるかというのは大切な問題です。
しかし、実際、なかなか安く利用できるという方法はなく、お得に利用するための最も現実的な方法は長期割引を利用することです。例えば、AutoCADでは長期契約を利用すると最大で月3,400程度安く利用することができます。これは、割引率でいうと約40%程度の割引率となるので、購入するときはぜひ長期割引を利用したいところですね。
まとめ
この記事では、REVITについてその特徴から価格、評判までを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
REVITは、今世界の建設業界で最も注目を集めているBIMソフトウェアで、REVITが使える人材には世界中で重要があります。なかなか個人で勉強を始めようとすると予算的に難しい面はありますが、無償体験版などで一定期間であれば無料で利用できるので、興味がある方はぜひ触ってみてください。
また、他のおすすめCADソフトについては、以下の記事で比較・ランキング形式で紹介していますのでそちらを参考にしてください。
REVITについてのQ&A
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