

- CIVIL 3Dの特徴は?
- CIVIL 3Dの料金は?
- CIVIL 3Dの評判・口コミは?
この記事では、上記のような質問に応える形で、CIVIL 3Dの特徴について紹介しています。
CIVIL 3Dとは?|特徴・価格は?

土木インフラ設計BIMのスタンダートソフト
- 鉄道・道路といった土木インフラに対応
- 整地作業の自動化により大幅な時間効率の改善を実現
2D図面を作成する必要がなく、ひとつの3Dモデルのみを作成すればよい
設計初期段階でシミュレーションが可能なため、プロトタイプ作成などの時間のかかる工程の削減が可能
ひとめで構造の把握が可能でイメージの共有が行いやすい
以上がBIMの特徴になります。
| Civil 3D | |
| 販売会社 | AUTODESK株式会社 |
| 価格(月々) | ¥50,600(税込) |
| 価格(年額) | ¥408,100(税込) |
| 利用されている業界 | 土木業界(インフラ・道路・鉄道・用地) |
| 機能一覧 | 3DCAD機能 BIM機能 3Dモデリング サーフェスモデリング 橋梁設計 雨水管理 測量機能 土量計算 平面図の作成 シミュレーション機能 |
| 対応OS | Windows |
| 推奨グラフィックカード | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) |
| 推奨CPU | 3 GHz 以上のプロセッサ |
| 推奨メモリ容量 | 16GB 以上 |
CIVIL 3Dと他のCADソフトの比較
| Civil 3D | FUSION360 | AutoCAD Plus(旧AutoCAD) | Inventor | REVIT | |
| 画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 公式サイト | |||||
| おすすめ度 | |||||
| 価格(月々) | ¥50,600(税込) | ¥7,700(税込) | ¥28,600(税込) | ¥46,200(税込) | ¥53,900(税込) |
| 価格(年額) | ¥408,100(税込) | ¥61,600(税込) | ¥231,000(税込) | ¥367,400(税込) | ¥427,900(税込) |
| 利用されている業界 | 土木業界(インフラ・道路・鉄道・用地) | 製造業(機械・電気・設備) インダストリアルデザイン(プロダクトデザイン) | 建築・建設業界 土木業界 製造業(機械・電気・設備) | 建築・建設業界 製造業(機械・電気・設備) インダストリアルデザイン(プロダクトデザイン) | 建築・建設業界 土木業界 |
| 機能一覧 | 3DCAD機能 BIM機能 3Dモデリング サーフェスモデリング 橋梁設計 雨水管理 測量機能 土量計算 平面図の作成 シミュレーション機能 | 3DCAD機能 3Dモデリング レンダリング CAM機能 CAE機能 PCB機能 3Dプリンタ出力 | 2DCAD機能 3DCAD機能 3Dモデリング機能 図面の作成 地理的位置情報 各業種別のツールセット | 3DCAD機能 3Dモデリング アセンブリモデリング 図面の作成 BIM変換機能 CAE機能 PCB機能 シミュレーション機能 | 3DCAD機能 鉄筋の詳細設計 構造用鋼材のモデリング ダクト・配管系統モデリング 電気系統モデリング 施工モデリング 図面の作成 シミュレーション機能 |
| 対応OS | Windows | Windows/Mac | Windows/Mac | Windows | Windows |
| 推奨グラフィックカード | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) | DirectX11 (Direct3D 10.1 以上) VRAM 1 GB 以上の専用 GPU RAM 6 GB 以上の内蔵グラフィックス | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) | 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 11 対応) | Shader Model 5 搭載の DirectX 11 対応グラフィックス カードおよび 4 GB以上のビデオ メモリ |
| 推奨CPU | 3GHz以上のプロセッサ | x86 ベースの 64 ビット プロセッサ(Intel Core i、AMD Ryzen シリーズなど)、4 コア、1.7 GHz 以上 | 3 GHz 以上のプロセッサ | 3.0 GHz 以上、4 コア以上 | Intel® i-Series、Xeon®、AMD® Ryzen、Ryzen Threadripper PRO。2.5 GHz 以上 |
| 推奨メモリ容量 | 16GB 以上 | 4GB 以上 | 16GB以上 | 32GB 以上 | 32GB 以上 |
| 販売会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 | AUTODESK株式会社 |
CIVIL3Dは、道路や鉄道といった土木インフラ向けの3DCAD・BIMソフトウェアです。3DCADとしての汎用性を考えた場合は、FUSION360やAUTOCADなどの3DCADソフトが優れていますが、土木インフラ設計に利用する場合はCIVIL3D一択になります。また、対応OSがWindowsのみというのも導入時に注意が必要なポイントですね。
CIVIL 3Dが選ばれる理由
今注目を集めているBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)ソフト
CIVIL 3Dは、今土木・建設業界でも最も注目を集めているBIMソフトウェアです。上述したようにBIMには以下のような特徴があり、工事の大幅な効率化や予算の削減につながっています。
2D図面を作成する必要がなく、ひとつの3Dモデルのみを作成すればよい
設計初期段階でシミュレーションが可能なため、プロトタイプ作成などの時間のかかる工程の削減が可能
ひとめで構造の把握が可能でイメージの共有が行いやすい
複雑で手間のかかる整地作業を自動化し大幅な時間効率の改善が可能
土木インフラ設計において時間がかかる作業のひとつに整地作業があります。CIVIL 3Dでは、この複雑で手間のかかる整地作業を自動化できるため大幅な時間効率の改善を図ることができます。
ひとつの3D図面から切り出して平面図や縦断図、横断図の作成ができる
CIVIL 3Dは、他のBIMソフトと同様に、2D図面を作成する必要がなく、ひとつの3D図面を作成すれば、平面図や横断図、縦断図といった施工に必要な図面を書き出して作成することが可能です。
CIVIL 3Dの動作環境
CIVIL 3Dの推奨動作環境は以下の表を参考にしてください。
| CIVIL 3D 動作環境 | |
| オペレーティング システム | 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10 |
| プロセッサ | 最小構成: 2.5 ~ 2.9 GHz のプロセッサ 推奨: 3 GHz 以上のプロセッサ |
| メモリ | 基本: 8 GB 推奨: 16 GB |
| 画面解像度 | 従来型ディスプレイ: True Color 対応 1920 x 1080 高解像度および 4K ディスプレイ: Windows 10 でサポートされる最大 3840 x 2160 の解像度 |
| ディスプレイ カード | 基本: 帯域幅 29 GB/秒の 1 GB GPU (DirectX 12 互換) 推奨: 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) |
| ディスク空き容量 | 16 GB のディスク空き容量 |
| ポインティング デバイス | マイクロソフト社製マウスまたは互換製品 |
| .NET Framework | .NET Framework バージョン 4.8 以降 |
CIVIL 3Dの評判・口コミ
クラウドソーシングを利用して、CIVIL3Dの利用者に対してアンケートを実施すると以下のような意見がありました。
- 40代男性 ゼネコン勤務
2021年8月 
- 大幅な工程の削減と予算の削減につながった
会社としてCIVIL3Dを導入したのは昨年の4月からです。それまでは、土木専用のパッケージソフトに含まれているCADを利用していたので操作に慣れるまでは苦労しましたが、一度導入するとCIVIL3Dで設計から工程、予算までを管理・共有できるようになり、大きな予算の削減につなげることができました。
- 20代女性 学生
2021年7月 
- 個人利用をするにはコストが大きい
私は土木系の学部に在籍しており現在授業でCIVIL3Dのアカデミック版を利用していますが、学生ではない個人が勉強しようとするには非常に高価なソフトだと思います。
評判・口コミまとめ
CIVL3Dは、使いこなせると工程の効率化や予算削減につながる反面、コストの高さや操作面などで導入するハードルが高いという意見がありました。
以下の記事で3DCADを学ぶためのおすすめの講座を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
CIVIL 3Dをお得に安く利用する方法
CADソフトは、エクセルやワードのような一般的なPC向けソフトウェアと比べると比較的高価なものが多いです。そのため、いかにお得に利用できるかというのは大切な問題です。
しかし、実際、なかなか安く利用できるという方法はなく、お得に利用するための最も現実的な方法は長期割引を利用することです。例えば、AutoCADでは長期契約を利用すると最大で月3,400程度安く利用することができます。これは、割引率でいうと約40%程度の割引率となるので、購入するときはぜひ長期割引を利用したいところですね。
まとめ
この記事では、CIVIL 3Dについて、その特徴から価格、評判までを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)ソフトは、予算削減や業務の効率化の観点から、大手ゼネコンやディベロッパーにおいて導入が進んでいる次世代CADソフトです。個人で利用するには高価なソフトですが、今後ますます需要が増えてくるソフトですので、興味がある方は無料体験版で一度体験してみてください。
また、他のおすすめCADソフトについては、以下の記事で比較・ランキング形式で紹介していますのでそちらを参考にしてください。
CIVIL 3DについてのQ&A
この記事の執筆者


2D図面を作成する必要がなく、



















