

- Lenovoのノートパソコンにはどのような種類があるのか?
- それぞれのモデルの特徴や他のモデルとの違いを詳しく知りたい。
- 目的や用途にマッチしたノートパソコンがどれか知りたい。
この記事では、上記のような質問に応える形で、Lenovo製ノートパソコンの各モデルの特徴からそれぞれの違い、どのような用途・作業に向いているかまでを紹介しています。
この記事のポイント
- おすすめPC① スタンダードモデル|ThinkPad T14s|標準構成 150,128円(税込)
- おすすめPC② 持ち運び重視モデル|ThinkPad X1 Nano|標準構成 198,990円(税込)
- おすすめPC③ ワークステーション|ThinkPad P1|標準構成 303,116円(税込)
- おすすめPC④ ゲーミングモデル|Lenovo Legion 560i|標準構成 191,902円(税込)
この記事で紹介しているノートパソコンの一覧
この記事で紹介しているLenovo製ノートパソコンの一覧です。記事全体を読む時間がないという方はこちらの表を参考にしてください。また、各ノートパソコンの詳細については以下で説明しています。
モデル | スタンダードモデル | 持ち運び性能重視 | ワークステーション | ゲーミングノート |
商品名 | ||||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
おすすめ度 | ||||
公式 | ||||
価格(税込み) | 150,128円 | 198,990円 | 321,079円 | 191,902円 |
OS | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイサイズ | 14.0型 | 13.0型 | 16.0型 | 15.6型(165Hz) |
CPU | Core i7-1165G7 | Core i5-1130G7 | Core i7-11800H | Core i7-11800H |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX A1000 | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリー | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
システムストレージ | 256GB NVMe対応SSD | 512GB NVMe対応SSD | 256GB NVMe対応SSD | 1TB NVMe対応SSD |
WEBカメラ | 約92万画素 | 約92万画素 | 約207万画素 | 約92万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約 23.6時間 | 約 23時間 | 約 19.5時間 | 約 4.0時間 |
質量 | 約 1.28kg | 約 907g | 約 1.86kg | 約 2.45kg |
メーカー | Lenovo | Lenovo | Lenovo | Lenovo |
Lenovoのおすすめノートパソコン 5選
フラッグシップモデル

Lenovo ThinkPad Tシリーズ
おすすめ度:
Lenovo ThinkPadシリーズのフラッグシップモデル
Thinkpad Tシリーズは株式会社Lenovoが販売しているパソコンで、ThinkPadシリーズのフラッグシップモデルです。その特徴は、高いパフォーマンスと優れた耐久性で、オフィスや外出先、移動中でも場所を問わず利用できること、また、長時間駆動のバッテリーや、超高速のUSB Type–CとThunderbolt® のポート、高性能のプロセッサーなど、生産性を高める機能が豊富に搭載されている点です。
- 高性能CPUと高性能GPU(グラフィックボード)を搭載
- 画像・動画編集、Webデザイン、プログラミング、2DCADなどの作業が可能
- コストパフォーマンスに優れたモデル
- 約23.6時間と長時間のバッテリー駆動時間
- 過酷な環境にも耐えられる優れた耐久性
- ThinkPadはシリーズ全体で販売数1億台を超える人気モデル
- 365日24時間体制の丁寧なサポート
スペック例 | |
商品名 | ThinkPad T14s Gen 4 |
価格(税込み) | 114,840円 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ Core i5-1335U プロセッサー (2.80 GHz 最大 4.70 GHz) |
バッテリー駆動時間 | 約 23.6時間 |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリー | 16GB LPDDR4X 4266MHz |
システムストレージ | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe OPAL対応 |
無線ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6 AX201 2x2 & Bluetooth® |
ディスプレイ | 14.0型FHD液晶 IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 300 nit |
WEBカメラ | 約92万画素 プライバシーシャッター付 |
質量 | 約 1.32kg |
持ち運び性能重視のモデル

Lenovo ThinkPad X1 Nano
おすすめ度:
SIMカードを搭載できるThinkPad史上最軽量モデル
Thinkpad X1 Nanoは株式会社Lenovoが販売しているThinkPad史上最軽量の13.0型モバイルノートパソコンです。その特徴は、軽量でありながら、素早い起動スピード、長時間のバッテリー駆動時間、画像編集などもこなせる優れたパフォーマンスを実現している点です。また、SIMカードを挿入できる5G対応のモデルもあり、持ち運びなどのモバイル性に非常に優れたモデルであるといえます。
- 高性能CPUと高性能GPU(グラフィックボード)を搭載
- 画像・動画編集、Webデザイン、プログラミング、2DCADなどの作業が可能
- コストパフォーマンスに優れたモデル
- 約907gとトップクラスの軽量モデル
- 約23時間と長時間のバッテリー駆動時間
- オプションでSIMカードを搭載できる5Gモデルを選択可能
- ThinkPadはシリーズ全体で販売数1億台を超える人気モデル
- 365日24時間体制の丁寧なサポート
スペック例 | |
商品名 | ThinkPad X1 Nano Gen 1 |
価格(税込み) | 198,990円 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ i5-1130G7 プロセッサー (1.8 GHz 最大 4.00 GHz) |
バッテリー駆動時間 | 約 23時間 |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリー | 16 GB LPDDR4X-4266MHz |
システムストレージ | 512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
無線ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6 AX201 2x2 |
ディスプレイ | 13.0型2K液晶 IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 450 nit, LEDバックライト, 省電力 |
WEBカメラ | 約92万画素 プライバシーシャッター付 |
質量 | 約 907g |
モバイルワークステーションモデル

Lenovo ThinkPad Pシリーズ
おすすめ度:
ThinkPadシリーズ最高性能のモバイルワークステーションPC
Thinkpad Pシリーズは株式会社Lenovoが販売しているモバイルワークステーションPCです。その特徴は、Thinkpadシリーズの中で最も高速なグラフィックスとプロセッサーを搭載し、3DモデリングからVRコンテンツの作成、建築図面のレンダリングなど計算量の多いあらゆる業務こなせる点です。
- 高性能CPUを搭載
- GPU(グラフィックボード)に高性能なNVIDIA GeForce RTXを搭載
- 3Dモデリング、レンダリング、3DCAD、VR制作、機械学習処理などの作業が可能
- 約13.7時間と比較的長時間のバッテリー駆動時間
- ThinkPadはシリーズ全体で販売数1億台を超える人気モデル
- 365日24時間体制の丁寧なサポート
スペック例 | |
商品名 | ThinkPad P1 Gen 4 |
価格(税込み) | 303,116円 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ i7-11800H プロセッサー (2.30 GHz 最大 4.60 GHz) |
バッテリー駆動時間 | 約 13.7時間 |
グラフィックス | NVIDIA® RTX™ A2000 Laptop GPU 4GB GDDR6 |
メモリー | 16 GB DDR4-3200MHz (SODIMM) (8 GB x 2) |
システムストレージ | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe OPAL対応 |
無線ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6E AX210 2x2 & Bluetooth® vPro®対応 |
ディスプレイ | 16.0型WQXGA液晶 IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, ブルーライト軽減パネル |
WEBカメラ | 約207万画素 プライバシーシャッター付 |
質量 | 約 1.81kg |
ゲーミングノートパソコン

Lenovo Lenovo Legionシリーズ
おすすめ度:
Lenovoのプロゲーマー仕様モデルのノートパソコン
Lenovo Legion 560iは株式会社Lenovoが販売している高性能ゲーミングノートパソコンです。高性能CPUと高性能GPUに加え、映像をより詳細に綺麗に映し出せるリフレッシュレート165HzのDolby Vision対応のディスプレイを備えていることが大きな特徴です。
高性能PCの代名詞であるモバイルワークステーションとの違いは、その精細で美しいディスプレイ性能にあり、最新のゲームから3DCGやVR製作の用途としても十分に使用することが可能です。
- プロゲーマー仕様のノートパソコン
- 高性能CPUを搭載
- GPU(グラフィックボード)に高性能なNVIDIA GeForce RTXを搭載
- 3Dモデリング、レンダリング、3DCAD、VR制作、機械学習処理などの作業が可能
- リフレッシュレート165Hzのディスプレイで映像を鮮明で滑らかに表示可能
- 他のゲーミングPCと同様に持ち運び性能は高くない
- 365日24時間体制の丁寧なサポート
スペック例 | |
商品名 | Lenovo Legion 560i |
価格(税込み) | 191,902円 |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ i7-11800H プロセッサー (2.3 GHz 最大 4.60 GHz) |
バッテリー駆動時間 | 約 4.0時間 |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® RTX™ 3060 6GB GDDR6 |
メモリー | 16 GB DDR4 3200MHz (2 x 8 GB SODIMM) |
システムストレージ | 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
無線ネットワーク | Wi-Fi 6対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
ディスプレイ | 15.6" FHD IPS 光沢なし LEDバックライト165Hz Dolby Vision対応 NVIDIA G-SYNC対応 1920x1080 |
WEBカメラ | 約92万画素 電子式プライバシーシャッター付 |
質量 | 約 2.45kg |
Lenovo製ノートパソコンのスペック・機能を徹底比較
モデル | スタンダードモデル | 持ち運び性能重視 | ワークステーション | ゲーミングノート |
商品名 | ||||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格(税込み) | 150,128円 | 198,990円 | 321,079円 | 191,902円 |
ディスプレイサイズ | 14.0型 | 13.0型 | 16.0型 | 15.6型(165Hz) |
CPU | Core i7-1165G7 | Core i5-1130G7 | Core i7-11800H | Core i7-11800H |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX A2000 | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリー | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
システムストレージ | 256GB NVMe対応SSD | 512GB NVMe対応SSD | 256GB NVMe対応SSD | 1TB NVMe対応SSD |
バッテリー駆動時間 | 約 23.6時間 | 約 23時間 | 約 19.5時間 | 約 4.0時間 |
質量 | 約 1.28kg | 約 907g | 約 1.86kg | 約 2.45kg |
CPU性能で比較
CPU性能で比較すると、「Core i7-11800H」を搭載しているモバイルワークステーションモデル(ThinkPad P1)とゲーミングモデル(
Lenovo Legion 570i)が最も高性能であるといえます。「Core i7-11800H」は高性能ノートパソコン向けCPUと非常に人気が高かった「Core i7-10750H」の後継モデルで、6コア12スレッドから8コア16スレッドに変更することでマルチスレッド時のパフォーマンスが59%改善しています。また、クロック数については定格2.3GHz、最大4.6Ghzで大規模な計算も十分に行うことができます。
>>CPUについてもっと詳しく知りたいという場合は、記事後半ののCPU性能の見方のポイントを参考にしてください。
グラフィックカード(GPU)性能で比較
グラフィックカード(GPU)性能についても同様に、最も高性能なモデルはモバイルワークステーション(ThinkPad P1)で、次いでゲーミングモデル(
Lenovo Legion 570i)となります。モバイルワークステーションに搭載されている「NVIDIA GeForce RTX A2000」は、ノートパソコン向けグラフィックカードの中ではトップクラスの性能を誇り、動画編集やデザイン作業をもちろん3DCADやVR制作などの高度な映像処理もこなすことができます。
また、スタンダードモデルであるThinkPad Tシリーズや
ThinkPad X1 Nanoに搭載されている「インテル Iris Xe グラフィックス」も性能的には十分で、3D処理などには不安があるもの、デザイン作業や動画編集、CADなど十分にクリエイティブな仕事を行うことができます。
ディスプレイで比較
ディスプレイについては、素早い動きに対応する必要があるゲーミングモデル(Lenovo Legion 570i)が最も優れています。165hzのリフレッシュレートのディスプレイを搭載し、鮮明で滑らかな映像表現が可能です。ただし、ゲームなどの用途で使用する以外は、他のノートパソコンでも十分です。
持ち運び性能(重量・バッテリー駆動時間)で比較
持ち運び性能に優れている条件は、ノートパソコン本体の質量が軽いという点と充電せずに長時間使用できるという点です。ThinkPad X1 Nanoは、重量が約907gと非常に軽く、またバッテリー駆動時間が約23時間と長いため持ち運び性能にかなり優れています。また、
ThinkPad X1 NanoにはSIMカードを搭載できる5G対応モデルもあり、5G対応モデルであればwifi環境がない場所でもいつでもどこでもスマホと同じようにインターネットにアクセスすることができます。
価格で比較
価格で比較すると、ThinkPadのスタンダードモデルであるThinkPad Tシリーズが最も安い価格で購入することができます。また、標準構成ではCPUやグラフィックカードの性能が高性能な仕様となっていますが、構成の選択でCPUやグラフィックカードの性能を落とすことで10万円を切るようなスペック構成にすることもできます。
使用目的・用途で比較
使用目的や用途で比較すると、それぞれのモデルは以下のような分類をすることができます。
スタンダード モデル | 持ち運び重視 モデル | モバイルワー クステーション | ゲーミングー トパソコン | |
テレワーク | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2DCAD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
デザインソフト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
動画編集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
プログラミング | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
3Dモデリング | △ | △ | 〇 | 〇 |
VR制作 | △ | △ | 〇 | 〇 |
機械学習 | △ | △ | 〇 | 〇 |
表を確認すると、いずれのモデルであったとしても、設計などの作業からデザインや動画制作などのクリエイティブな作業までこなせることがわかります。ただし、3Dモデリングや3DCAD、VR制作などの高度な映像処理作業をストレスなく快適に行うには、モバイルワークステーション(ThinkPad P1)がおすすめです。
使用目的・用途別のおすすめノートパソコンはこれ!
テレワークにおすすめのモデル
テレワークでは、ZoomやChatworksといったソフトがよく使われます。つまり、テレワーク向けのノートパソコンではそのようなソフトがスムーズに動く必要があります。具体的には、以下のようなスペックを満たしてる必要があります。
CPUは、デュアルコア 2GHz以上のCPU
メモリ容量は4GB以上、できれば8GB以上の容量
WEBカメラ、スピーカー、マイクが内蔵であること
公式サイト | 価格(税込み) | 重さ/バッテリー駆動時間 | スペック | |
![]() | 標準構成:150,128円 | 14.0型 約 1.28kg 約 23.6時間 | モニター:14.0型 Core i7-1165G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB | |
![]() | 標準構成:198,990円 | 13.0型 約 907g 約 23時間 ※SIM搭載5G対応モデル選択可能 | モニター:13.0型 Core i5-1130G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB |
CADソフトにおすすめのモデル
CADソフトが快適に動くノートパソコンの条件は、CPUとGPU性能にあります。具体的には、AutoCADなどのCADソフトでは以下のような動作環境を満たしている必要があります。
グラフィックボードは『インテルIris Xeグラフィックス』もしくは『Nvidia GeForceシリーズ』
CPUは、2.50Ghz以上、できれば3.0Ghz以上の性能
メモリ容量は8GB以上、できれば16GB以上の容量
公式サイト | 価格(税込み) | 重さ/バッテリー駆動時間 | スペック | |
![]() | 標準構成:150,128円 | 14.0型 約 1.28kg 約 23.6時間 | モニター:14.0型 Core i7-1165G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB | |
![]() | 標準構成:198,990円 | 13.0型 約 907g 約 23時間 ※SIM搭載5G対応モデル選択可能 | モニター:13.0型 Core i5-1130G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB |
PhotoshopやIllustratorなどデザイン作業におすすめのモデル
Webデザインやグラフィックデザインでは、Photoshopやillustratorといったデザインソフトが必要不可欠です。つまり、ノートパソコンのスペックはPhotoshopやillustratorの動作環境を満たしている必要があります。具体的には、以下のようなスペックを満たしていることが重要です。
DirectX12機能をサポートしているグラフィックカード(GPU)。具体的には、『インテルIris Xeグラフィックス』『Nvidia GeForce』『Nvidia RTX』『Nvidia QUADRO』など。
CPUは、2.00Ghz以上、できれば2.5Ghz以上の性能
メモリ容量は8GB以上、できれば16GB以上の容量
できれば高速SSDを搭載したハードディスク
公式サイト | 価格(税込み) | 重さ/バッテリー駆動時間 | スペック | |
![]() | 標準構成:150,128円 | 14.0型 約 1.28kg 約 23.6時間 | モニター:14.0型 Core i7-1165G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB | |
![]() | 標準構成:198,990円 | 13.0型 約 907g 約 23時間 ※SIM搭載5G対応モデル選択可能 | モニター:13.0型 Core i5-1130G7 インテル® Iris® Xe グラフィックス メモリ:16GB |
動画編集におすすめのモデル
動画編集作業では、Adobe PremiereProといったソフトがよく使われます。また、サムネイル作成などでPhotoshopのようなデザインソフトが使われることが良くあります。つまり、動画編集向けのノートパソコンのスペックは、そのようなソフトの動作環境を満たしている必要があります。
2BG以上のGPUメモリを搭載し、DirectX12機能をサポートしているグラフィックカード(GPU)。具体的には、『インテルIris Xeグラフィックス』『Nvidia GeForce』『Nvidia RTX』『Nvidia QUADRO』など。
CPUは、インテル第7世代と同等以上の性能を備えたプロセッサー
メモリ容量は4GB以上、できれば16GB以上の容量
高速SSDを搭載したハードディスク
公式サイト | CPU/グラフィックス | メモリ/ハードディスク | 価格(税込み) | |
ThinkPad P1![]() | Core i7-13700H NVIDIA® RTX™ A1000 | 16GB NVIDIA GeForce RTX A1000 | 標準構成:321,079円 | |
![]() | Core i7-11800H NVIDIA GeForce RTX 3060 | 16GB NVIDIA GeForce RTX 3060 | 標準構成:191,902円 |
3DモデリングやCG、VR制作、機械学習におすすめのモデル
3Dモデリングや3DCAD、VR制作といった作業をするには、CPUやGPUがかなりの計算能力を持っている必要があります。ここでは、3DCG向けソフトの動作環境を満たしているノートパソコンのスペックを紹介しています。
グラフィックボードは『Nvidia RTX』『Nvidia QUADRO』
CPUは、2.50Ghz以上、できれば3.0Ghz以上の性能
メモリ容量は16GB以上の容量
公式サイト | CPU/グラフィックス | メモリ/ハードディスク | 価格(税込み) | |
ThinkPad P1![]() | Core i7-13700H NVIDIA® RTX™ A1000 | 16GB NVIDIA GeForce RTX A1000 | 標準構成:321,079円 | |
![]() | Core i7-11800H NVIDIA GeForce RTX 3060 | 16GB NVIDIA GeForce RTX 3060 | 標準構成:191,902円 |
5分で分かるノートパソコンのスペック表の見方のポイント
CPU性能の見方のポイント
CPUは、中央演算処理装置と呼ばれ、PCに対して基本命令をだすことでPCの動きを制御指定しています。その命令を1秒間に何個出せるのかというのが、GHzで表されます。
例えば、2.80GHzの性能のCPUであれば、1秒間に28億回の命令を出せるということを表しており、単純にこのGHzの数値が大きければ大きいほど高速な処理能力を持っているということになります。
グラフィックカードの(GPU)性能の見方のポイント
グラフィックカードとは、映像関連の計算処理を行うGPU(Graphics Processing Unit)によってディスプレイに3D映像などのグラフィックスを出力することを目的としたPCパーツです。簡単に言うとグラフィックスに特化したCPUのことです。
グラフィックカードの性能を見るときのポイントは、「DirectX12をサポートしている GPU」であるかどうかです。DirectX12とは、ゲームや動画などをWindows上で快適に動作させるためのインタフェース(API)のことで、Photoshopを使用するノートパソコンのグラフィックカードはこのDirectX12の機能をサポートしている必要があります。
DirectX12の機能をサポートしているグラフィックカード(GPU)は、有名なところでいうと、インテル製の『インテルIris Xeグラフィックス』やNvidia社製の『GeForceシリーズ』などがあります。ちなみに、この記事でおすすめしているノートパソコンのグラフィックカードはいずれもDirectX12の機能をサポートしています。
メモリ(RAM)の性能の見方のポイント
パソコンのスペック表に記載されているメモリとは、一般的には「メインメモリ」の容量のことを指します。メインメモリには、コンピューターの中で現在頻繁に使用している情報やそのデータをどのように処理するかを指示するプログラム(命令列)が格納されています。
メモリはRAMとも呼ばれます。RAMとは、random access memory(ランダムアクセスメモリ)の略で、メモリに格納されている情報がどこの位置にあっても、どの情報にも同じくらい早くアクセスできるというところからきています。簡単に言うと、メインメモリ(RAM)に格納されている情報であれば、どの情報に対しても迅速に辿りつくことができるということです。
また、メモリは揮発性という特性をもっており、電源を切ると現在メモリに格納されている情報をすべて失われるようになっています。電源を切っても情報を保持し続けるためには、メインメモリとは別にハードディスクのような2次記憶装置が必要です。
ハードディスク性能の見方のポイント
ハードディスクには従来、磁気記憶装置が用いられていました。今でも中古のノートパソコンや安価なノートパソコンでは、磁気記憶装置が用いられています。この磁気記憶装置の問題点は、メインメモリと比べて読みこみ速度が遅いという点です。そのような問題点を改善するために、今では磁気記憶装置より高価なSSDと呼ばれる記憶装置が用いられるようになってきました。
SSDとは、半導体ディスク(Solid State Disk)の略で、従来ハードディスクとしてよく使われていた磁気記憶装置の代わりになる「より高速で信頼性の高い2次記憶装置」です。もちろん不揮発性で電源を切っても情報を保持し続けることができます。また、磁気記憶と比べると値段が高いという点も特徴です。
特に、動画や3DCGなどの大規模なデータを扱う場合は、SSD搭載のノートパソコンがおすすめです。
ディスプレイ性能の見方のポイント
ディスプレイ性能を確認するときは、画素数とリフレッシュレートを確認することがポイントです。
パソコンのディスプレイは、画素(ピクセル)と呼ばれる小さな点を縦横に配置することで映像を表現しています。つまり、ピクセルの数が多ければ多いほど、鮮明で精細な映像表現が可能になります。このピクセルがディスプレイ上にどれだけ並んでいるかを表す指標が「解像度」です。例えば、ピクセルが横に1280個、縦に720個並んで場合は、「1280×720」と表示されます。ちなみに、PCでよく採用されている解像度は「FHD:1920×1080」です。
HD:1280×720
WXGA++:600×900
フルHD(FHD):1920×1080
WQHD:2560×1440
4K:3840×2160
リフレッシュレートとは、1秒間にディスプレイの画面が何回書き換わったのかを表す回数になります。 リフレッシュレートの回数は「Hz(ヘルツ)」単位で表され、1秒間にディスプレイの画面が100回書き換わった場合は「100Hz」となります。この数字が大きければ多いほど映像が精細で滑らかに再現され、一般的なパソコンの場合は60Hz(ヘルツ)程度が平均的です。ゲーミングの世界では144Hzや165Hz、240Hzといった高リフレッシュレートのディスプレイが採用されています。
まとめ
この記事では、Lenovoのノートパソコンについて各モデルの特徴から、比較、それぞれのモデルがどのような作業や用途に敵にしているかまでを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
この記事の説明だけでは分からない点や知りたい内容がある場合は、公式サイトのチャット機能などを利用すると簡単に尋ねることができるので是非そちらを利用してください。
また、当サイトでは目的や用途別のおすすめのノートパソコンも紹介しています。どのような作業にノートパソコンを使用するか決まっている場合は、そちらの記事を参考にしてください。
●目的別のおすすめノートパソコン比較ランキング
LenovoについてのQ&A

この記事の執筆者
